160723

 茅の輪くぐりの由来 

ヤマタノオロチを倒した素盞鳴尊(すさのおのみこと)が、南海の

神の娘と結婚するために、旅をしている途中、蘇民将来(そみんし

ょうらい)、巨旦将来 (こたんしょうらい)という兄弟のところで

宿を求めました。

弟の巨旦将来は裕福であったにもかかわらず宿泊を拒んだのに対

し、兄の蘇民将来は貧しいながらも喜んで厚くもてなしました。

その数年後、再び蘇民将来のもとを訪ねた素盞鳴尊は「もし悪い病

気が流行ることがあった時には、茅で輪を作り腰につければ病気

にかからない」と教えました。

そして疫病が流行したときに巨旦将来の家族は病に倒れましたが、

蘇民将来とその家族は茅の輪で助かったというのです。

茅の輪も当初は小さなものを腰に付けるというものでしたが、し

だいに大きくなって江戸時代初期になり、大きな茅の輪をくぐっ

て罪や災いと取り除くという神事になりました。